検査部・病理部
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平成18年度 競輪の補助金による「超音波診断装置」の整備
超音波診断装置は、コンピュータ技術と共に急速に高性能化してきました。
診断能力の発展も著しく、検査対象も消化器科から産婦人科はもちろん、外科、小児科、泌尿器科、整形外科、耳鼻科、形成外科、呼吸器科・・・とあらゆる診療に用いられています。これは副作用のない簡便な検査で、短時間で重要な情報が得られるからです。
当院では、このような多様化する要望と検査件数の増加に対応するため、本年9月に東芝メディカルシステムズの“フルデジタル超音波診断装置 Xario” を新規に導入しました。
これにより、午前中の外来の待ち時間を短縮することができます。また、本装置は、コンパクトでポータブル性も優れています。病棟での検査要望が増えていますので、その対応にも威力を発揮します。
さらに、小型ながらハイエンド機器と変わらない、高性能マルチタイプで、近い将来に承認されるであろう、次世代の超音波造影にも対応しています。もちろん、当院の電子カルテにも対応しています。各診療に大変有用で、質の高い検査に寄与することができます。
なお、本装置購入には「平成18年度 生活習慣病又は難病の基礎的研究に係る機器の整備事業」として競輪(日本自転車振興会)より、735万円の補助金を受けております。
改善計画
検査部では、(1)血液・尿・感染症など検体の検査、(2)心電図、呼吸機能、エコーなどの生理検査、(3)細胞診・組織診断などの病理検査を行っています。
平成14年度から15年度にかけて,以下のような改善計画を実施中です。
- 1)検体検査部門のオートメーション化
- 検体検査部門では、これまでも最新機器の導入により検査精度の向上に努めて参りましたが、1月18日より検査機器の大半を最新機種に変更し、患者様の検体採取から結果のご報告までの全ての過程をコンピューター管理とする、新検査システムの稼動を開始致しました。
この結果、院内での検査につきましては検体到着から、血液の検査で10分、肝臓や膵臓などの機能をみる生化学の検査で30分、腫瘍マーカーや免疫の検査で1時間以内に結果をご報告しています。
最新機器の能力を完全に引き出すため、コンピューターの力を借りていますが、検査の内容につきましては、経験豊富な専門技師が担当医と相談しながら、患者様お一人お一人について最終チェックを行った上で病棟・外来へご報告しています。

検査室の全体像
進捗管理 - 2)外来採血室の中央化と拡充
- 患者様の待ち時間の短縮のためには、検査結果の迅速報告と共に、採血待ち時間の短縮を図る必要があります。このため、外来改装工事にあわせて、採血室を点滴室から分離・独立させ、現在の内科の第一・第二診察室の場所に移転・拡張致します(平成15年4月実施予定)。また、外来が混み合います時間帯には、検査技師も採血のお手伝いをさせて頂いております。
- 3) 院内感染対策の充実
- 病院内での感染症の発生・拡大の予防のため、検査部感染症検査室では検査法や消毒法などについての専門知識を生かし、院内感染対策委員会での活動などを通じて患者様の療養のための安全な環境作りのお手伝いをしています。
- 4)生理検査部門の充実
- 検体検査部門のオートメーション化により、人手を要する生理部門への人材の補強が可能となりました。心電図やエコーなどの待ち時間を少しでも短縮し、より一層充実した検査ができますよう準備を進めております。
- 5)病理検査部門の充実
- 内視鏡で採取された胃や大腸の組織の検査、手術で摘出された臓器の病変の検査などを通じて、治療方針の基礎となる最終的な診断を確定する部署です。当院では手術中でも組織検査を行える体制を整えています。手術中に主治医が病変部を直接確認しながら切除範囲などの治療方針を正確に決定できるようお手伝いするためです。認定医二名、日本臨床細胞学界と国際細胞学会の両方を有する認定細胞検査士が業務にあたっています。
各学会認定の認定医・専門医教育指定等状況
— 検査部・病理部—
日本病理学会病理専門医制度登録施設
日本臨床細胞学会認定施設





















