診療科・部門案内

呼吸器科

特色

肺がん

 大阪府のがん診療拠点病院として、他科や他職種と連携しながら治療効果と生活の質(QOL)の両立に取り組んでいます。 各種画像検査に加えて気管支鏡、超音波内視鏡、CTガイド下生検、胸腔鏡下生検などを用いて診断し、化学放射線療法や分子標的薬などを入院や外来化学療法室で行っています。
また、早期から院内緩和ケアチームと連携して治療を行っており、緩和ケア病棟も完備されております。

睡眠時無呼吸症候群のCPAP療法

 睡眠中に呼吸が一時的に止まる病気で、症状としては、いびきがひどい、寝ている間に息が止まっていると人に言われる、昼間眠くてしかたがない、などが見られ、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などを合併することがあります。
治療は、鼻マスク式陽圧呼吸(nasal CPAP)療法を中心に行います。
※地域のかかりつけ医と連携しながら治療することができます。お気軽にご相談ください。詳しくはこちら

成人喘息パス入院

 入院が必要な発作が起こっている成人喘息の方を対象に喘息を抑える治療をしながら、喘息の原因や増悪因子とその対処法について学び、吸入ステロイド治療を中心とした薬物療法の理解と実践を行っていきます。
また、ピークフローメーターを用いて喘息日誌の記載を学んでいただき、長期にわたり自己管理を可能とする8日間のプログラム入院を行っています。入院中は医師、看護師だけでなく、理学療法士や薬剤師とチームで問題点を解決していきます。そうして外来での完全なコントロールと喘息により生活の質(QOL)が影響されないことを目標とした管理につなげていきます。

気管支肺胞洗浄検査(BAL)

 気管支鏡で肺の一部を洗い、得られた細胞の種類や性質を調べることで、間質性肺疾患の診断に威力を発揮します。肺組織を採取しなくても診断がつくことがあります。
呼吸器科医が慎重に適応を選び、検査部と協力して実施しています。

超音波気管支鏡(EBUS)

 気管支鏡検査はX線透視を用いた従来の経気管支肺生検では正診率が30~50%といわれており満足のいくものではありませんでした。また近年、 肺がん治療 特に非小細胞肺がんの治療に関しては組織型のみならずEGFRを代表とする遺伝子変異の検討も重要であり、 そのためには気管支鏡検査の正診率を向上させるとともに癌組織の検体採取量を増やす必要があります。 これらを解決する方法の一つとして超音波気管支鏡(EBUS)があります。

超音波気管支鏡ガイド下生検(EBUS-TBNA)

 EBUS-TBNAは気管・気管支周囲の病変に対してリアルタイムに針生検を可能とした手技であり、挿入部分先端外径が6.9mmのコンベックス走査式超音波気管支鏡を用いています。 気管支鏡と超音波が一体となった内視鏡であり、超音波機能はBモードの他パワードップラーおよびカラードップラーモードを備えており、穿刺ルート上の血管を避けて安全で確実な穿刺が可能です。 縦隔リンパ節病変において従来の全身麻酔下での縦隔鏡に比較して低侵襲で、肺がんリンパ節転移の有無やサルコイドーシスなどの診断に有用です。

ガイドシース腔内超音波断層法(EBUS-GS)

 肺抹消病変に生検鉗子などが到達したかの確認は以前よりX線透視を用いて行われてきました。この方法では縦隔や横隔膜に隠れる病変、小さい陰影などの位置確認は困難であり、 さらに生検や擦過の操作後に出血や気管支粘膜の浮腫などが起こった場合、同一気管支に複数回鉗子やブラシを挿入することが困難でした。 EBUS-GSは外径1.4mmの細径調音波プローブにガイドシースをかぶせて病変まで誘導しEBUSにて病変に到達したことを確認後、プローブのみを抜去し、 残したガイドシースに生検鉗子やブラシを挿入することで同一箇所で何度でも生検や擦過が可能となりました。


臨床研究の実施に関する情報公開

当院呼吸器内科外来における急性咳嗽の原因疾患に関する検討    研究責任者:田尻智子




各学会認定の認定医・専門医教育指定等状況

―呼吸器科―
日本呼吸器学会認定施設
日本アレルギー学会認定教育施設
日本呼吸器内視鏡学会認定施設

COPD診断用連携シートについて

~CAT≧8点(詳しくは連携シートを参照)でご紹介を~
いつも当呼吸器センターとの病診連携にご協力頂き有難うございます。  
当センターではCOPDの早期診断を地域医療連携の中で進めていくために「COPD診断用連携シート」をご用意しております。この「COPD診断用連携シート」を日常診療でご利用いただくことで効率的にCOPDを見つけ、適切に早期治療介入することができます。この、COPD連携シートにご記入の上、当センターへご紹介ください。
ご紹介いただきました場合、各種検査を実施し、確定診断の後に先生方の元へ逆紹介させていただきます。必要に応じて病診連携を継続していくシステムも構築しておりますので、是非ともこの「COPD診断用連携シート」をご活用頂きますようお願い申し上げます。

COPD診断用連携シート(406KB)

このページの先頭へ
高槻赤十字病院  高槻市阿武野1丁目1番1号  TEL 072-696-0571(代表)  ©2010 TAKATSUKI RED CROSS HOSPITAL