診療科・部門案内

放射線科/核医学科

 放射線科 /核医学科では、一般撮影(胸部、腹部、骨などのレントゲン写真)、胃透視、注腸透視、CT、血管造影、MRI検査、RI検査、放射線治療、骨密度測定などを行っています。主治医の依頼により、放射線科の技師や医師、検査等によっては各科の医師が施行しています。

医師一覧

放射線科部長 後藤 公男
核医学科部長 山室 正樹
放射線科部副部長 的場 直樹
放射線科(放射線治療) :板坂 聡
放射線科(放射線治療) :中村 晶

機器・装置

リニアック(放射線治療装置)

 リニアックとは、医療用直線加速装置(Liner Accelerator)の略称で、体外から放射線(X線・電子線)を照射するための装置です。電子を高速に加速させ、金属ターゲットに当てた場合は、X線を発生させ、直接用いた場合は電子線になります。X線はエネルギーにより若干異なりますが、身体に入射されると皮膚表面では放射線の吸収が比較的少なく、ある一定の深さで放射線の量はピークに達し、これを過ぎると緩やかに放射線量は減っていきます。さらには、側方向への放射線の広がりも小さいため、病巣の形に適合させたり、多方向から放射線を集めたりして照射することもできます。
 電子線は、コーンと呼ばれる筒状の機器をリニアックに取り付けて照射します。 皮膚表面付近の病巣の治療に適しており、あるピーク深さを過ぎると放射線の量は急激に減っていき、側方向の放射線は、X線よりやや広がる傾向があります。
 一般的に、X線は深く、電子線は浅い部位など実際の放射線治療の目的に合わせてそれぞれの特徴を活かして用います。

○放射線治療について


マルチスライスCT

 マルチスライスCTとは、体のあらゆる部位をX線を使用し、0.5mmの厚さで非常に細かい、輪切りした画像を撮影する事が可能な装置です。胸部から下腹部までを画質をおとさずに15秒程度の息止めで撮影が出来、血管造影撮影をしなくても冠動脈(心臓の血管)や、脳血管を撮影することも出来ます。

RI

放射性医薬品(ラジオアイソトープを含んだ薬)を使用する検査です。検査ではこの放射線を利用して、放射性医薬品を体内に入れる事により、それが骨や臓器に集まり、その薬からは微量の放射線を放出します。その状態で撮影する事で体内の臓器の位置や大きさ、機能がわかる検査です。検査にかかる時間は20分〜 30分です。

MRI

放射線ではなく、磁気と電波を使って、体の断面をあらゆる方向から画像にすることが出来、超急性期の脳梗塞の診断が可能です。さらに脊髄や関節等の診断にも力を発揮し、造影剤を使用せずに血管の撮影をすることが出来ます。

【特色】平成16年度競輪の補助金による「MRIシステムの整備」

心臓ペースメーカーを使用している方は検査が出来ません。人工関節等体内に金属が埋め込まれていると検査を受ける事が出来ない場合があります。検査室には時計等のアクセサリー類、磁気カード等磁気に反応する金属類は持ち込めません。

乳房撮影装置

乳房の放射線撮影のことをマンモグラフィといいます。マンモグラフィは乳ガンを検出する為の感度の高い方法です。撮影装置はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が定めた基準に合格した乳房撮影専用の機器を使用し、同委員会技術部門(撮影)の資格認定を受けた技師3名(女性技師3名)が常勤しています。また、マンモトームという乳房組織の一部を採取し、検査をする乳房専用吸引式組織生検システムを導入しております。

当院は『マンモグラフィ検診施設画像認定』を受けています。これは、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が書類審査、画質評価、線量評価を行い、すべての条件を満たしている施設をマンモグラフィ検診施設として認定するものです。

特色

平成16年度競輪の補助金による「MRIシステムの整備」

 MRI装置のハードウエア、ソフトウエアは著しく進歩しています。これによる診断能力の向上により、検査対象も、従来の頭部、整形、骨盤領域はもちろん、従来技術では検査が困難であった大血管領域、さらに四肢血管領域においても有効な診断情報を得ることができるようになってきています。
この多様化するMRI検査のニーズ、検査数の増加に対応する為、昨年12月に東芝メディカルMRIシステムを購入し、整備しました。
当院ではこれまで1T(10,000ガウス)の磁場の強さの装置を用いていましたが、新たに導入した装置は1.5T(15,000ガウス)の磁場強度の最高クラスの装置で、各科からの様々なニーズにより高度な対応が可能になる上、検査時間の短縮も図れます。
さらに、装置のコンパクト化による開放感の向上や静音機構の搭載という特長を持った装置で、患者様の負担の低減も実現しました。
MRIならではの特長といえる無侵襲、わかりやすい画像が得られることを積極的に活用し、質の高い検査を行なう事ができます。
尚、本装置購入には、「生活習慣病、難病、脳障害又は特殊傷病の基礎的研究医療機器の整備」として、2,150万円補助金を日本自転車振興会(競輪)より受けております。

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