診療科・部門案内

放射線科/核医学科

 放射線科 /核医学科では、一般撮影(胸部、腹部、骨などのレントゲン写真)、胃透視、注腸透視、CT、血管造影、MRI検査、RI検査、放射線治療、骨密度測定などを行っています。主治医の依頼により、放射線科の技師や医師、検査等によっては各科の医師が施行しています。

医師一覧

放射線科部長 後藤 公男
核医学科部長 山室 正樹
放射線科部副部長 的場 直樹
放射線科医師 :今井 雅夫
放射線科医師(放射線治療) :坂中 克行
放射線科医師(放射線治療) :芦田 良

スタッフ

* 認定技師、管理資格等の取得状況 *
(2016年4月現在)
検診マンモグラフィ撮影技術認定 4名
肺がんCT検診認定技師 1名
Ⅹ線CT認定技師 2名
放射線治療専門放射線技師 2名
放射線管理士 1名
放射線機器管理士 1名
医療画像情報精度管理士 1名
臨床実習指導教員 1名
放射線治療品質管理士 1名
第1種放射線取扱主任者 1名


機器・装置

リニアック 乳房撮影装置(マンモグラフィー) マルチスライスCT
RI MRI 条件付きMRI対応ペースメーカー
リニアック(放射線治療装置)

 リニアックとは、医療用直線加速装置(Liner Accelerator)の略称で、体外から放射線(X線・電子線)を照射するための装置です。電子を高速に加速させ、金属ターゲットに当てた場合は、X線を発生させ、直接用いた場合は電子線になります。X線はエネルギーにより若干異なりますが、身体に入射されると皮膚表面では放射線の吸収が比較的少なく、ある一定の深さで放射線の量はピークに達し、これを過ぎると緩やかに放射線量は減っていきます。さらには、側方向への放射線の広がりも小さいため、病巣の形に適合させたり、多方向から放射線を集めたりして照射することもできます。
電子線は、コーンと呼ばれる筒状の機器をリニアックに取り付けて照射します。 皮膚表面付近の病巣の治療に適しており、あるピーク深さを過ぎると放射線の量は急激に減っていき、側方向の放射線は、X線よりやや広がる傾向があります。
一般的に、X線は深く、電子線は浅い部位など実際の放射線治療の目的に合わせてそれぞれの特徴を活かして用います。

○放射線治療について


乳房撮影装置(マンモグラフィ)

乳房の放射線撮影のことをマンモグラフィといいます。マンモグラフィは乳ガンを検出する為の感度の高い方法です。撮影装置はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が定めた基準に合格した乳房撮影専用の機器を使用し、同委員会技術部門(撮影)の資格認定を受けた技師3名が常勤しています。また、マンモトームという乳房組織の一部を採取し、検査をする乳房専用吸引式組織生検システムを導入しております。

当院は『マンモグラフィ検診施設画像認定』を受けています。これは、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が書類審査、画質評価、線量評価を行い、すべての条件を満たしている施設をマンモグラフィ検診施設として認定するものです。

マルチスライスCT

 マルチスライスCTとは、体のあらゆる部位をX線を使用し、0.5mmの厚さで非常に細かい、輪切りした画像を撮影する事が可能な装置です。胸部から下腹部までを画質をおとさずに15秒程度の息止めで撮影が出来、血管造影撮影をしなくても冠動脈(心臓の血管)や、脳血管を撮影することも出来ます。

RI

 RI検査室が平成29年3月に新しくなり、SPCT装置からSPECT-CT装置に変わりました。 RI装置がCT(吸収補正用)と一体化したことにより、これまでのRI画像と比較して、より正確な画像を作成することができるようになりました。
 RI検査はRadioIsotopeという放射性医薬品を体内に投与して、ガンマカメラと呼ばれる装置で画像化する検査です。 薬品が臓器に取り込まれる様子を画像化・データ化することで、CT検査やMRI検査では見られない臓器の機能や病変の広がりを確認することができます。
 認知症・パーキンソン症候群・レビー小体病の鑑別補助、心臓の機能や血流の状態の把握、がんの骨への広がり、肺の梗塞部位の把握、腎臓の機能を把握するなど、 さまざまな分野で活躍します。

  
MRI

 MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)検査とは非常に強い磁石でできた機械の中に入り、その磁力とラジオ波という電波を利用して身体の様々な断面を撮像する検査です。
 当院では1.5T(15,000ガウス)の装置を導入しています。
超急性期の脳梗塞の診断が可能です。さらに脊髄や関節等の診断にも力を発揮し、造影剤を使用せずに血管の撮影をすることが出来ます。
X線被曝がないことも利点のひとつです。


 全身の部位が検査の対象となりますが、特に脳や婦人科領域、血管や胆管、膵臓、脊髄、前立腺、四肢等の病変に関しては高く評価されています。
 検査時間は部位・内容等により異なりますが、一般的な検査で15~40分程度です。寝台に寝て頂き、トンネル状の機械の中に入って検査を行います。 非常に動きに弱い検査ですので出来るだけ体を動かさないようにして頂きます。呼吸により動いている部位を検査する場合、10~20秒程度の息止めをお願いすることがあります。

MRI検査を受ける際の注意

MRIは強力な磁石を使用しているため、以下の方は注意が必要です。

  • ・心臓ペースメーカー(条件付きMRI対応ペースメーカを除く)、人工内耳等の医療機器が留置されている方は検査を受けることができません。
  • ・妊娠3カ月以内(妊娠の疑われる)の方は胎児への安全性が確立されていないので検査を受けることができません。
  • ・手術等により体内に金属をはじめ何らかの人工物がある方、または入墨のある方は、その材質や種類により検査を受けられない場合があります。
 上記に該当する方は、必ず担当医師または技師に申し出てください。
検査室には眼鏡・時計等のアクセサリー類、ペンや磁気カードや等磁気に反応する金属類は持ち込めません。
検査の予約の際にお渡しする検査の説明書(造影剤を使用する方にはその説明及び同意書) を検査当日までによくお読みください。


安全に検査を行うために、技師の指示に従いご協力いただくようお願いいたします。
ご不明な点があれば遠慮なく技師にお尋ね下さい。


条件付きMRI対応ペースメーカーの施設基準を取得しています

1.ペースメーカーとMRI

 MRI検査は、人体の水を含む組織を画像化する検査法で、さまざまな疾患の早期発見や診断・治療に利用され、高齢になるにつれ診断の機会が増える診断装置です。
しかし、徐脈治療に利用される体内植え込み型ペースメーカーは、MRI検査に対応しない医療機器として長く取り扱われてきました。

2.条件付きMRI対応ペースメーカー

 2012年10月よりいくつかの条件を満たした場合のみMRI検査を行えるペースメーカーが日本で承認され使用できるようになってから、これを植え込まれた患者様に対して、ある条件を満たした場合にのみMRI検査を行えるようになりました。

【 条件付きMRI対応ペースメーカー(例)】
3.ペースメーカー植込み患者さまがMRI検査を行うための条件

 詳細な条件に関しては、そのペースメーカーの機種、メーカーによって異なりますが、大まかに以下の通りです。

  • ・MRI対応のペースメーカー、リードが植え込まれていること。

      以前に植え込まれていたMRI非対応のリードが体内に残存している場合などはMRI検査を行えません。また様々な理由により条件付きMRI対応ペースメーカーを植え込むことができなかった方で、別のペースメーカーが植え込まれた方もMRI検査を行うことはできません。

               

    ◆◇ 条件付きMRI対応ペースメーカーカード ◇◆
     条件付きMRI対応ペースメーカーが植え込まれている事を証明するカードです。
     MRI検査を行う際はこのカードが必要です。

  • ・その他MRI検査に対応していない金属などの磁性体が植え込まれていないこと。

      条件付きMRI対応ペースメーカーが植え込まれていても、その他のご病気のためにMRIに対応していない金属などの磁性体や刺青などが入っている場合、ペースメーカーに関係なくMRI検査自体が行えません。

  • ・ペースメーカーに異常がなく、設定や動作状況がMRI検査を行う上で問題とならないこと。

      MRI検査予約時とMRI検査施行直前にペースメーカーの動作状況を確認、チェックしてMRI検査に耐えることができるか確認します。

  • ・ペースメーカーが胸部に植え込まれていること。

      胸部以外に植え込まれている場合MRI検査は行えません。

  • ・ペースメーカーを植え込んでから6週間経過していること。
  • ・その病院が条件付きMRI対応ペースメーカーのMRI検査の施設基準(メーカー別)を取得していること。

      当院ではメドトロニック㈱、セント・ジュード・メディカル㈱、ボストン・サイエンティフィックジャパン㈱、バイオトロニック ジャパン㈱に関しての 施設基準(※1)を取得しています。

    ※1 : MRI 対応植込み型不整脈治療デバイス患者のMRI 検査の施設基準 2014年1月8日改訂
     日本医学放射線学会(JRS)日本磁気共鳴医学会(JSMRM)日本不整脈学会(JHRS)

4.当院での条件付きペースメーカーのMRI検査までの流れ  

 
 
5.条件付きMRI対応ペースメーカーのMRI検査を行える施設

条件付きMRI対応ペースメーカーのMRI検査を行える施設として【メドトロニック㈱】、【セント・ジュード・メディカル㈱】、【ボストンサイエンティフィックジャパン㈱】、【バイオトロニック ジャパン㈱】 のホームページに当院が記載されています。

(平成28年7月現在)


【メドトロニック㈱】 条件付きMRIペーシングシステム MRI検査施設一覧
http://mri-surescan.com/MRI-List/index.html

【セント・ジュード・メディカル㈱】 条件付きMRI対応心臓植込み型デバイス MRI検査施設一覧(大阪府)
http://sjm-mri.jp/approval/#p29

【ボストンサイエンティフィックジャパン㈱】トレーニング修了施設一覧 都道府県選択
https://imageready.jp/rm/pm/public/supplied-hosp_search/index

【バイオトロニック ジャパン㈱】 MRI検査施設一覧 / 施設全一覧(近畿)
http://www.pro-mri.jp/mr-lists.php?sel_type=ALL&sel_area=14/

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