
小児科
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特色
- 小児科領域における日々の診療では感染症が多くを占めますが、その早期の確定診断は難しいのが現状です。近年PCR法は菌のDNAを100万倍に増幅するもので、その感度より感染症においても積極的に使用されている有用な検査法です。特にマイコプラズマ肺炎の早期の確定診断は血液検査、胸部レントゲン検査からでは難しいのが現状ですが、このPCR法を使えば約3時間ほどで確定します。
- 私たち高槻赤十字病院小児科では肺炎の入院患者において、細菌培養のほかにマイコプラズマ肺炎とクラミジア肺炎のPCRを全症例に行い、入院1日目に確定診断を行い適切な治療を心がけています。このほかに髄膜炎に対してはヘルペス、肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、大腸菌、リステリアなどのPCRを行っています。
また、血便の症例に対してはキャンピロバクター、サルモネラ、O-157などのPCRを行い、早期に診断し得ることで適切な抗生剤の使用に心がけています。
- 子どものけいれん(ひきつけ)の原因には熱性けいれんやてんかんなど様々なものがあり、血液検査や脳波、MRIなどによる正確な診断と適切な治療が不可欠です。けいれんなどの神経疾患の専門医が第1金曜日の午前中診察します。
小児循環器外来
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小児循環器(心臓など)の専門家が担当します。
心臓の雑音を指摘されたり川崎病の後遺症のチェック、専門病院にかかっているが大変遠いなどで困っておられる方はお問い合わせ下さい。
第2火曜日、第4火曜日の午後で予約が必要です。 お問合せ先
高槻赤十字病院 小児科外来
電話 072(696)0571 (代表)
※お問い合わせは平日午後3時までです。