診療科・部門案内

眼科

医師一覧

部長 平松 昌子(副院長)
副部長 木村 大作
医師 藤田 恭史
医師 根元 栄美佳
医師 奥村 峻大
非常勤医師 :岡田 康平(緑内障)
非常勤医師 :松葉 卓郎(緑内障)

特色

当科では、白内障・網膜硝子体疾患を中心に幅広く診療を行っております。
手術日は、月・火・木曜日です。
水曜日には、黄斑外来(専門外来)を行っております。

●黄斑外来

黄斑外来は、黄斑(網膜の中でも視力を出す中心部)の疾患を中心に治療を行っている専門外来です。
光干渉断層計(OCT)や造影検査(FA・IA)を利用して診断 や治療方針を決定しております。
代表的な黄斑疾患としては、加齢黄斑変性・中心性漿液性脈絡網膜症・近視性血管新生黄斑症などが挙げられます。治療としては、 抗VEGF抗体硝子体内注射を行っており、注射だけでは不十分な場合は大阪医科大学附属病院と連携して光線力学療法(PDT)を施行しております。


●緑内障専門外来

我が国における社会的な失明の1番の原因である緑内障について、専門の医師による診断治療を行っています。

●涙道・眼形成

眼形成:眼瞼や眼窩(眼球の周囲の組織)に関する疾患の診療も行っています。
外見上の整容面だけではなく、眼表面や視機能の状態を正常に近い状態にするための診断治療を行う分野です。
眼瞼下垂、眼瞼内反症、眼瞼外反症など 涙道:流涙(なみだ目)、眼脂(目ヤニ)などを引き起こす涙道閉塞症に対して、鼻内視鏡、涙道内視鏡を導入し、より正確な治療をおこなっております。


※ 専門外来を希望される場合は、まず一般外来を受診下さいますようお願い致します。


病気について

【白内障】
眼の中でレンズの役割を果たしている水晶体が混濁する病気です。  
多くの場合は加齢によるものですが、アトピー性皮膚炎・外傷・ステロイド投与に伴うものもあります。
一旦濁ってしまいますと薬物などで透明化することができないので、 改善のために手術が必要となることがあります。

【緑内障】
見るための神経(視神経)が減ることで、視野狭窄・視力低下などの症状のある病気です。  
しかし、初期には自覚症状がなく、かなり進行してからしか自覚症状は出てきません。進行した症状を改善させる治療はなく、点眼や手術により 進行を遅らせる治療と なるため、早期発見が重要な疾患です。

【網膜剥離】
加齢や外傷などが原因となり、フィルムの役割をする網膜に穴があき、そこから網膜が剥がれる病気です。痛みはなく、初期には飛蚊症・光視症 を自覚する場合があります。進行すると視野欠損・視力低下を自覚します。初期は、レーザー治療で進行を止めることができることもありますが、 進行している場合は手術が必要となります。

【糖尿病網膜症】
糖尿病にともなう血管障害が原因となり、フィルムの役割をする網膜が痛む病気です。
初期には出血のみで自覚症状がほとんどありませんが、進行すると網膜浮腫や網膜剥離により、
高度の視力障害をきたす場合があります。
中期以降には進行予防のレーザー治療を行いますが、進行例では手術が必要になります。
進行した場合、視力改善が難しい場合がありますので、内科で糖尿病と診断されれば自覚症状がなくても定期的に必ず眼底検査を受けることをおすすめいたします。

【加齢性黄斑変性症】
加齢により、フィルムの役割をする網膜の中でも物を見る中心である黄斑に悪い 血管(新生血管)が生えてくる病気です。  
新生血管より水漏れや出血をきたすことで、視力低下や歪んで見えるなどの症状をきたす疾患です。
最近、日本で増えてきている疾患です。眼内に新生血管を抑える薬剤(抗VEGF抗体)の投与、レーザー治療などで進行を遅らせることが可能となってきております。進行例を改善させるのは難しいため、早期発見が重要です。


検査について

【造影検査】
血管造影検査により、さまざまな眼底病変を診断するために行います。  
当院では2種類の薬剤を使用しております。フルオレセインにより網膜の状態をインドシアニングリーンにより、網膜より奥(脈絡膜)の状態を評価します。糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性などの治療方針を決定するのに必要な検査です。

【視野検査(静的、動的)】
緑内障、脳疾患などの視野が欠ける病気に対して行う、見える範囲を評価する検査です。
方法は2種類あり、自動的な機械で中心視野を細かく評価する方法(静的)と検査員と向き合いながら行う方法(動的)があります。

【光干渉断層計:OCT】
近年、網膜の中心部の微細な変化や治療効果などを断層 写真で評価できるようになりました。
造影検査と違い、注射が 不要で、患者さまへの負担が少ない検査となっております。


光干渉断層計(OCT)


手術について

【レーザー治療】
<網膜光凝固>  
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、中心性漿液性脈絡網膜症、加齢性黄斑変性など、病気の進行を止めるために必要な治療です。通常は通院で行います。

<ヤグレーザー>  
白内障手術後に残した水晶体の袋が時間の経過とともに濁ってくることで、白内障と同様に視力低下を起こすことがあります。治療は濁った水晶体の袋にレーザーを照射し、濁りを飛ばすことで手術直後に近い見え方に戻すことができます。通常は通院で行います。

【白内障手術】  
濁った水晶体を取り除き、代わりに人工レンズを挿入することで視力を改善させる手術です。 手術時間は約30分程度で、痛みはほとんどありません。当院では、安全な手術が行えるように最新の白内障手術機器を導入しております。通院、入院手術ともに行っておりますのでご相談下さい。

【網膜硝子体手術】
<バックリング手術>  
冷凍凝固により網膜の穴の周囲に癒着を促し、眼球の外にシリコーン製のスポンジを押し当てて眼球壁を内陥させることで網膜の穴を閉鎖し、網膜剥離を治す方法です。

<硝子体手術>  
眼内にある硝子体を除去する治療です。  
代表的な手術適応疾患としては、糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜、黄斑円孔などがあります。
当院では、最新の硝子体手術機器を導入し、広角観察システムを利用し手術を行っております。

 
コンステレーション
ビジョンシステム
(硝子体手術機器)
 

リサイト
(広角観察システム)


○手術件数
白内障手術 706件
網膜硝子体手術 86件
外眼部手術 37件
レーザー手術 170件
抗VEGF薬(アイリーア、ルセンティス)硝子体注射 113件

各学会認定の認定医・専門医教育指定等状況

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日本眼科学会専門医制度研修施設

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