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診療科・部門案内

消化器内視鏡センター




センター長 消化器科 神田 直樹

卒業年度:
平成7年
卒業大学:
京都大学 医学部
博 士 号 :
京都大学 医学博士
学会資格:
日本消化器内視鏡学会認定 専門医、指導医
日本消化器内視鏡学会近畿支部評議員
日本消化器病学会 専門医
日本内科学会認定 専門医、指導医
日本癌治療認定機構 がん治療認定医
日本臨床腫瘍学会 会員
日本肝臓病学会 会員
日本超音波医学会 会員


  より高度な内視鏡検査・治療に対応するために、2012年2月内視鏡センターを開設いたしました。 当院は、日本消化器内視鏡学会の認定指導施設であり、指導医3人、専門医1人を有し、年間約4500件の内視鏡検査を行い、早期癌治療・胆道系処置・止血処置などの治療内視鏡も年間500件を越えています。また、質の高い医療を提供するため、内視鏡カンファレンス、外科合同カンファレンスを行うなどして、精密な検査・治療を行っています。消化管の内視鏡治療では、早期胃癌のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は毎年50例以上を施行し北摂屈指の症例数となっています。「大腸腫瘍に対するESD」も先進医療の時から施設認可を取得し、従来の方法では切除できなかった大きな早期大腸癌も低侵襲に内視鏡的切除ができるようになっています。さらに、外科と共同し胃粘膜下腫瘍の低侵襲治療であるLECS(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery=腹腔鏡・内視鏡合同手術)も開始するなど、最先端の医療に取り組んでいます。
 センターとして運営することで、消化管出血や胆道結石などの救急疾患に迅速に対応するだけでなく、早期胃癌・大腸癌の内視鏡治療など、病院によっては数カ月待ちとなることもある疾患に対しても、2-3週間以内には処置ができる体制をとっています。また、苦痛の少ない内視鏡を目指し、希望される患者様には、経鼻内視鏡や鎮静下の大腸内視鏡ができるようにしております。良質かつ苦痛の少ない内視鏡検査・治療をモットーにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

平成23年度診療実績

  件数
上部消化管内視鏡検査 3229
下部消化管内視鏡検査 1544
大腸ポリープ内視鏡的切除(大腸腺腫、早期大腸癌) 272
胃の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 51
食道の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 3
大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 14
内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP) 85
上部・下部消化管出血止血術 79
痛くない大腸内視鏡

 大腸癌は、癌の中で女性では1位、男性では3位の死亡原因となっています。このため、便潜血検査で陽性の場合や症状がある場合には必ず大腸内視鏡を行うことが、早期発見のために重要です。しかし、大腸内視鏡は苦しいという認識から敬遠する患者様もいらっしゃることと思います。大腸内視鏡は、専門医が施行すれば、多くの場合苦しいものではありませんが、患者様の腸の走行形態、痛みの感受性によっては、2割程度の患者様で苦痛と伴うことがあります。当院では、麻酔希望のある患者様や、これまでの検査から痛みが強いと予想される患者様には、浅い麻酔(眠っているものの声をかければ起きる程度)をかけることで、皆様に痛みのない大腸内視鏡検査を提供できるようにしています。

精密で苦痛の少ない上部消化管内視鏡(胃カメラ)

 胃癌は、癌の中で男性2位、女性3位の死亡原因となっています。 このため、人間ドックや健診による定期検査、症状がある際の 胃カメラは、早期発見のために非常に重要です。この検査では、 食道、十二指腸も観察するため、最近話題になっている逆流性 食道炎や食道癌の検査も兼ねることができます。当院では、精密な 内視鏡検査を目的としており、基本的には経口の 内視鏡検査ですが、嘔吐反射の強い患者様には経鼻 内視鏡や麻酔下の内視鏡も実施し、苦痛の少ない胃内視鏡を 実施しています。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」

 消化管腫瘍の内視鏡治療は、腫瘍の周りに金属の輪を巻きつけて焼切るEMR法で施行されてきました。現在でも多くの腫瘍はこの方法で切除が可能ですが、大きいものや、腫瘍の下への液体の注入で挙上が悪い腫瘍は、切除できなかったり、多分割切除となり根治度の判定が困難になる場合が少なからずありました。これに対し、特殊なナイフで腫瘍の周囲を切開し、内腔側からはがし取るESD法が開発され、上記のような腫瘍に対しても内視鏡治療が可能となりました。当院はESDの症例数が豊富で、2012年3月までに胃294例、食道16例を施行、特に手技的難易度が高いとされている大腸腫瘍に対するESDも、保険適応となる前から先進医療認可施設として施行してきており、2012年3月までの施行数は54例となっています。

【 大腸ESD(肛門直上病変)】

オープン検査(上部消化管内視鏡)

 当院では、開業医の先生から直接胃カメラが予約できるシステムも実施しており、仕事などで忙しい患者様に、予約や結果説明のために病院を受診する手間を省いています。当院は胃カメラの日の1日だけの受診で済み、予約と結果説明は、開業医の先生の夜診などでして頂きます。




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